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メルボルンの山火事(Bush Fire)

最近のニュースでも取り上げられていますが、メルボルン近郊の山間部で山火事が発生して収まる気配がない模様です。
特にビクトリア州の特産でもあるワイナリーなどへの影響も大きく、多くのワイナリーが相次いで被害に遭っているようです。

オーストラリアでは、毎年どこかで山火事が発生しているのですが、今回の山火事は被害面積と規模など過去の山火事と比べるとかなりの被害が出ているそうです。

今日、メルボルン在住の方々と電話でお話をさせて頂きましたが、少し煙掛かった空には見えるものの街の中までは影響がない模様なので少し安心しました。

各地でも募金活動やボランティア支援などの告知が出ていますが、RMIT大学から被災された方々に向けての各種サポートの要領について連絡がありましたので、URLをお知らせしておきます。

Bushfire information for staff and students RMIT大学のWebsite
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theme : オーストラリア
genre : 海外情報

「自己責任」と言う名のもとの「無責任」

昨年より、ある団体と派遣留学についてお話をさせて頂いていました。
団体から派遣される学生のオーストラリア留学について私が間に入ってお手伝いをさせて貰う名目ではありましたが、団体の担当者の方より「留学手配を自らする事も留学に含まれる教育の一環であるので学生本人に任せて貰いたい。なお、留学先との連絡は当団体が連絡を取り合うので心配ありません。」と言うお返事を戴き、その趣旨に納得できる点はありましたのでそれ以上は何もしないという事で見守っておくことにしていました。
もちろん私自身の仕事になっていないって事なので、何もすることも無かった訳なんですが・・。

先週、その団体に所属している学生さんの一人から突然連絡を戴きました。
「留学に向けての出発が再来週に迫っているのですが、私達にホームステイを探していただけますか?」と。
ホームステイ?再来週?!と一体何が起こっているのかサッパリわかりません。とりあえず学生さんにお電話でお話を伺うとビザもまだ取れていないとの事。お話が終わるとすぐに別の学生さんからも電話が来て同様に不安と心配の声を戴きました。
留学先の学校入学日は決まっており、団体側の都合で入学日変更も不可。なので今からホームステイの手配って・・・手の打ちようが無い訳です。
いや、できない訳ではないですが確約できないんです。絶対手配ができるかどうかの自信はありません。しかも、同じ状況の学生が2人もいる訳ですから。
でも、最悪の状態(到着してからの宿が無い)にならないための案内だけはしておきました。

相次いで学生さんたちから連絡を戴いて、事態が飲み込めて来ました。
団体側は「ビザが取得できてからでなければ航空券も宿泊先の手配もできない」と考えていたようです。受け入れ側の学校のホームステイ申し込み案内にも「申し込みはビザを取得してから」と記載されている場合がありますが、「安易にビザが取得できない国からの留学生」を想定して注意書きがされている訳で、日本人の場合ならば「学生ビザ」取得に時間が掛かりそうならば「観光ビザ」で渡航する術も残されているんです。
それを知っているのと知らないのとでは大きな違いかもしれませんが、いずれにしても「出発10日前」であるのに関わらず、団体側が何ら手を打っていなかったのは驚きを通り越して怒りを覚えました。

怒りを抑えながらも団体の担当者さんに経緯について電話で伺ってみたところ、「留学手配は学生の自己責任でやらせていますから。」との事。
その言葉を聞いて言葉を失いました。「一体あなた達は今まで何やってたのか!?」と言う怒りがこみ上がって来ます。その間2人の学生は不安と心配の中で戦っていたと言うのに放っていたのか?!と。
もちろん、個人の留学で「自分で留学手配」するのならば、「自己責任」で話は通るでしょう。でも、これら2人の学生は団体からの派遣留学生として団体の名前を背負って留学する訳です。団体側も「自分たちが面倒を見る」と言った趣旨を言っていたのにも関わらず、事態が悪化すれば「自己責任」で逃げようとしる態度にいささか都合の良すぎる対応に感じました。これは「自己責任」と言う名のもとの「無責任」じゃないか?って・・・・。
この怒りと言うか、この気持ちを目一杯文章にして団体の担当者さんに送りました。
もう二度とその団体とは取引できなくなるなぁ・・・?と言った心配もありましたが、言わなければ収まらない怒りがあったからです。
その団体からは毎年数十校へ派遣留学を行っているみたいですが、どこもその調子で手配をしていれば、いずれ大きな問題が起こるんじゃないか?と言う危惧もあります。問題が起こってからじゃ遅いんです。
学生の親御様も個人留学ではなくて団体からの派遣留学だからと言うことで留学を認めてくれたのかもしれません。大事な子弟を預かるものとしての責任は感じておられるのか?と問いたかった訳です。

団体側も知らない事や予想外の展開と言うことで後手後手に回ってしまったと言う点があったかもしれません。それは理解できますが、分からないのなら何故わかる人に聞かないのか?って教育を預かる者としての基本じゃないの?!って・・・。思うんですよね。

こうやって、また誰かに嫌われたかもしれません。

theme : 海外留学
genre : 学校・教育

語学学校選び (公立校と私立校の違い)

語学学校選びでご相談を戴いた内容への回答としてお返事を差し上げた中身に少し修正をして掲載します。

私自身、オーストラリア現地で留学生のお世話をさせて頂いておりましたので、現地の学校に通われている留学生のお話を何度も直接伺っていました。私立の語学学校や公立の語学学校など数々の語学学校で通われている方々のお話を聞いてきた経験を元に「公立校と私立校」のタイプの違いを比較してご案内差し上げます。

『一般英語コース(General English)の授業の違い』
まず、何処の語学学校でも「一般英語コース=General English」コースはあります。専門的な英語の勉強(進学準備やビジネス英語)を行う前段階であり、総合的に英語を学ぶコースとして開講されています。観光やワーキングホリデー、留学生など様々な方が参加されるコースです。
授業内容としては「一般英語コース」ですから総合的(読み書き聞く話すの全般)な英語を学ぶのを目的としていますので、授業内容としての大きな違いはありません。
しかし、どのような目的の学生が学ばれているのか?によって語学学校のスタイルは随分と変わってきます。
語学学校には、留学生、ワーキングホリデー、観光など様々な目的で英語を学びに来られている方々がいます。その目的によって「背負うもの」が異なるのも事実です。
留学生の場合は、目的とする大学や専門学校へ入学するために英語を学ばれます。彼ら/彼女らは、限られた時間(大学などの入学日)までに英語力を完成させなければいけないと言う試練が課せられています。
学校の雰囲気もやや張り詰めた空気が流れており、5週間又は10週間に一度のレベルアップ試験実施中には緊張が走ります。レベルアップ試験に合格しないと留学予定が台無しになるリスクもありますから・・・。
一般英語コースと言えども、参加している学生の志向(目的)が「進学=アカデミック」が多いために公立校では学生の要望に合わせた形で極力「遊び」は廃して「進学を前提とした基礎英語力作り」になる傾向が高いように思えます。
語学学校側も「シリアスな学生が多い」となると、アクティビティーと言った課外活動やリクリエーションなどを極力省いたスタイルになってきます。課外活動は一ヶ月に1回あるかどうか?です。

それに比べ、ワーキングホリデーや観光で英語を学ばれる方の「英語を学ぶ目的」は留学生と異なります。「楽しく英語を学びたい」「いろいろな経験をして見たい」「友達作り」と言った希望で学校を選ばれる場合が多いように思います。(もちろん値段にも左右されますが・・・)
彼ら/彼女らに「背負うもの」は特にありません。強いて言えば「喋れるようになりたい」と言った目的のために英語を学ぶと言う気持ちだけでしょうか?決して「リスクを背負ってまで学んでいる」と言う感じではないです。
ワーキングホリデーの学生に人気のある学校の特徴としては、「英会話に強くなる」「充実したアクティビティー」「アットホームな雰囲気」といった感じで公立校とは随分と異なります。
もちろん、私立校でも「シリアスに学びたい」と思えば可能がところもいくつかあります。

『公立の語学学校と私立の語学学校との違い』
ここで、私の留学経験に基づいた話としてご説明を加えさせて頂きます。
私がオーストラリアへ初めて行ったのが1996年の事でした。ワーキングホリデーでメルボルンへ行きました。語学学校を探していたのですが、現地にネイティブの友人が居ましたので、友人宅から近い学校と言う事でMonash大学付属の語学学校を選びました。Monash大学はGroup of 8に加盟しているオーストラリアの名門大学です。
そこの一般英語コースに入って英語を学びましたが、毎週課題を与えられ勉強もかなり真剣に取り組んだと(自分では)思います(笑)。
アクティビティーは10週間に一回でバスツアーに参加した覚えがあります。
周りの学生も進学を控えている方ばかりで、クラスを見渡してもワーホリで受講しているのは私だけでした。
Monash大学はメルボルンからも少し離れた郊外にありましたのでワーホリが好むような「都市型の学校」でもなく授業の終わりにアルバイトや街で遊ぶって機会も無く、ただ勉強のみをしていたって感じです。大変厳しかったと言う思い出があります。

その後、ワーホリビザが切れて次は「都市型」の私立の語学学校へ学生ビザで学ぶ事にしました。当時働いていた勤務先にも近く、また値段が手頃だったと言う理由もあってなのですが、授業に参加して大きな違いを感じました。その学校は留学生だけではなくワーホリや観光で来られている方も多く、一言で「ゆるい」と言う印象を受けました。
授業としてやっている内容自体(一般英語)には大差はありません。もちろん以前に語学学校で学んだ経験があるので英語レベルはMonashで学んでいた時よりも高くなっていました。ただ、課題も少なく、宿題を忘れていても「どうにかなる」って感じです。アクティビティーや学校主催のパーティーなども頻繁に行われ、「英会話」も授業の中に組み込まれていました。
この学校は決して質が悪い学校ではないのですが、「一般英語コースでも学ぶ目的によって選ぶ学校は随分と異なるもの」というのを実感しました。もし、最初のワーホリの時にこの学校を選んでいれば、随分と違った体験ができたものなんだと思えます。

『学校の評判や卒業生のコメントについて』
あと、語学学校の評判や体験談などが様々なところで掲載されていますが、学生が得た語学学校のイメージや体験は、「その語学学校で得たものだけしかない。」という事です。
複数の語学学校に通われる経験をされた方は余りいないと思いますので、ほとんどの場合が「語学学校のイメージや学習内容=自分が学んだ語学学校」という状況でのお話だと言う事を認識して頂く必要があります。
留学経験者の言葉は、その人が留学した学校についての具体的な話や体験した出来事などを知る上では非常に役に立つものではありますが、「語学学校とはこう言う所なんだ」と言った一般的なアドバイスをする場合の根拠はその語学学校からの経験からでしかない訳です。

また、学校が良かった・悪かった。と言った評価は、選択するコースに間違いが無い限り、概ね「先生の評価」と直結する印象が強いです。すなわち「良い先生に当たれば=良い学校」と言う感じです。しかし、生徒側の受け止め方によっても違ってくる点はあります。
例えば、同じ先生に当たった生徒同士であっても、一方の生徒の評価は「熱心で面倒見の良い先生だった」と言えば、もう一方の生徒は「お節介で煩い先生だった」と批判する場合もあります。以上のように相性によっても評価が異なってくる事もある訳です。

語学学校選び、簡単なようで実は奥が深い話だったりします。
プロフィール

KALEIDO留学サービス

Author:KALEIDO留学サービス
大西 輝彦(KALEIDO留学サービス代表)
(1972年8月31日 大阪生まれ A型)
◆NPO留学協会 関西事務局 副代表
◆オーストラリア政府教育情報センター・EATC認定留学カウンセラー
◆RCA海外留学アドバイザー

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