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「自己責任」と言う名のもとの「無責任」

昨年より、ある団体と派遣留学についてお話をさせて頂いていました。
団体から派遣される学生のオーストラリア留学について私が間に入ってお手伝いをさせて貰う名目ではありましたが、団体の担当者の方より「留学手配を自らする事も留学に含まれる教育の一環であるので学生本人に任せて貰いたい。なお、留学先との連絡は当団体が連絡を取り合うので心配ありません。」と言うお返事を戴き、その趣旨に納得できる点はありましたのでそれ以上は何もしないという事で見守っておくことにしていました。
もちろん私自身の仕事になっていないって事なので、何もすることも無かった訳なんですが・・。

先週、その団体に所属している学生さんの一人から突然連絡を戴きました。
「留学に向けての出発が再来週に迫っているのですが、私達にホームステイを探していただけますか?」と。
ホームステイ?再来週?!と一体何が起こっているのかサッパリわかりません。とりあえず学生さんにお電話でお話を伺うとビザもまだ取れていないとの事。お話が終わるとすぐに別の学生さんからも電話が来て同様に不安と心配の声を戴きました。
留学先の学校入学日は決まっており、団体側の都合で入学日変更も不可。なので今からホームステイの手配って・・・手の打ちようが無い訳です。
いや、できない訳ではないですが確約できないんです。絶対手配ができるかどうかの自信はありません。しかも、同じ状況の学生が2人もいる訳ですから。
でも、最悪の状態(到着してからの宿が無い)にならないための案内だけはしておきました。

相次いで学生さんたちから連絡を戴いて、事態が飲み込めて来ました。
団体側は「ビザが取得できてからでなければ航空券も宿泊先の手配もできない」と考えていたようです。受け入れ側の学校のホームステイ申し込み案内にも「申し込みはビザを取得してから」と記載されている場合がありますが、「安易にビザが取得できない国からの留学生」を想定して注意書きがされている訳で、日本人の場合ならば「学生ビザ」取得に時間が掛かりそうならば「観光ビザ」で渡航する術も残されているんです。
それを知っているのと知らないのとでは大きな違いかもしれませんが、いずれにしても「出発10日前」であるのに関わらず、団体側が何ら手を打っていなかったのは驚きを通り越して怒りを覚えました。

怒りを抑えながらも団体の担当者さんに経緯について電話で伺ってみたところ、「留学手配は学生の自己責任でやらせていますから。」との事。
その言葉を聞いて言葉を失いました。「一体あなた達は今まで何やってたのか!?」と言う怒りがこみ上がって来ます。その間2人の学生は不安と心配の中で戦っていたと言うのに放っていたのか?!と。
もちろん、個人の留学で「自分で留学手配」するのならば、「自己責任」で話は通るでしょう。でも、これら2人の学生は団体からの派遣留学生として団体の名前を背負って留学する訳です。団体側も「自分たちが面倒を見る」と言った趣旨を言っていたのにも関わらず、事態が悪化すれば「自己責任」で逃げようとしる態度にいささか都合の良すぎる対応に感じました。これは「自己責任」と言う名のもとの「無責任」じゃないか?って・・・・。
この怒りと言うか、この気持ちを目一杯文章にして団体の担当者さんに送りました。
もう二度とその団体とは取引できなくなるなぁ・・・?と言った心配もありましたが、言わなければ収まらない怒りがあったからです。
その団体からは毎年数十校へ派遣留学を行っているみたいですが、どこもその調子で手配をしていれば、いずれ大きな問題が起こるんじゃないか?と言う危惧もあります。問題が起こってからじゃ遅いんです。
学生の親御様も個人留学ではなくて団体からの派遣留学だからと言うことで留学を認めてくれたのかもしれません。大事な子弟を預かるものとしての責任は感じておられるのか?と問いたかった訳です。

団体側も知らない事や予想外の展開と言うことで後手後手に回ってしまったと言う点があったかもしれません。それは理解できますが、分からないのなら何故わかる人に聞かないのか?って教育を預かる者としての基本じゃないの?!って・・・。思うんですよね。

こうやって、また誰かに嫌われたかもしれません。
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theme : 海外留学
genre : 学校・教育

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