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オーストラリア英語は世界で通用しない?

「海外留学」を目指している人にとって、「どこの国が良いか?」が一番最初に悩む点だと思います。
英語を学ぶ目的の留学先として、アメリカ、イギリス、カナダ、ニュージーランド、そしてオーストラリアと言った英語圏の国々の中からそれぞれの特徴や良さ&悪さなどを比較した上で決められる事が多いと思います。
この前、あるWeb上の掲示板(登録メンバーが質問に答えるタイプ)で、ある「悩める留学希望者」からの相談です。そのアドバイス内容を読んでいて、「何言ってんだろう・・この人は?」って絶句してしまいました。

質問の内容は、よくある話です。
「(いろいろ検討した上で)アメリカ留学かオーストラリア留学かどちらが良いか?みなさんの意見が聞きたい」って内容です。
その質問には、留学経験者や現在留学中の人、留学エージェントなどいろいろな人が、自身の体験談や意見などを交えて答えており、なかなか良い流れでスレッドが進行していました。
しかし、あるアメリカ留学を勧める人の書き込みを見て「なんじゃそれ?」って思ったんです。
その人は、「(自分がアメリカ留学を決めた理由として)アメリカで英語を学ばないと『世界で通用しない』から。オーストラリア英語には訛りがあって「世界で」使えないから止めたほうが良い。」って言う趣旨の意見が書き込まれていました。誰が世界の何処で英語を学ぶかは自由ですけど、この意見にはちょと「?」が残ります。

確かに、オーストラリア英語には訛りがあるから・・・と心配される留学希望者は少なくありません。私もこれまでにオーストラリア留学を希望する方から同様の心配を伺った事があります。まぁ、その辺りの留学生からの「悩みの相談」は可愛いうちですから、きちんと説明すれば納得して貰えるものです。「オーストラリア留学で訛り」について質問を受けた時は、以下のように答えています。

■オーストラリアの語学学校では、英語教員の全員がTESOL (Teaching English to Speakers of Other Languages)教授法やDELTA (University of Cambridge Diploma in English Language Teaching to Adults)などの英語教授法資格を持っており、発音や表現方法などが体系的な教授法に則って標準英語を使って教えます。(イギリス ケンブリッジ大学監修の英語教育教材等を利用)
また、「オージーイングリッシュ」に対してもオーストラリアで使われる「独特な表現方法」として区別して理解できるように授業内でカリキュラム(余興みたいな形でも)が組まれていますので、間違えて覚える事がないように指導されます。
■一般の生活で様々な国籍の英語訛りを目の当たりするもの、それはどこの英語圏でも同様です。
移民の多い国(アメリカやオーストラリア、カナダ、NZなど)では、各国の「訛り」は共通してあります。例えば、中国系英語、インド系英語、韓国系英語や日系英語など様々。海外にいると、様々な国の訛りに囲まれて生活することになります。

オーストラリア英語が訛っていると着目されるのも、その独特の良い回し(表現)がユニークな故にオージーイングリッシュとして認知されているからで、言い方を変えると「オージーイングリッシュ」と普通の英語の区別がつかない程度では英語が上達したとは言えないと言っても過言ではないと思います。清濁組み合わせて英語を理解するのも「国際理解」をするには必要だと思います。

話を「アメリカで英語を学ばなければ『世界で通用しない』」って所に戻しますが、どう言った考えからそんな言葉が出たのでしょう?オーストラリアで語学留学をした人は、「オーストラリア訛りの英語だらけ」で帰ってくると思っているのでしょうか??ネタの一つとしてオージーイングリッシュを使う(グッダイ マイトとか)事はあっても、使い分ける分別はあると思います。
流暢な山形弁(訛り)を使うダニエル・カール程のオーストラリア訛りを習得して帰国すれば逆に大したものだと思います。果たして彼の日本語は日本では通用しないものなのでしょうか?

そもそも「アメリカ英語が世界で通用する英語」って誰が決めたことなのでしょう?
世界で一番英語を話す人達が「どんな人なのか?」と言う事を全然分かっていないんじゃないかな?と思います。
世界で一番英語を話す人達は、アメリカ人でもイギリス人でもなく、実は「英語がネイティブでない人達」なんです。アメリカもオーストラリアも移民で成り立っている国です。いろいろな国籍の人がいて、その国独特の英語訛りが存在している訳で、彼らの英語がマジョリティーになっているんです。
「日本の経済の中心がアメリカに関わっているから「アメリカで英語」を学ぶ」と言う事で留学するならば道理があります。しかし、「アメリカ英語」が世界で通用する英語であると言う理由は正しくありません。

また、「アメリカ英語」を学んだからと言って、それに絶大な優位性があるのか?と言うと、それも疑問です。私は常々「英語は道具」であると思っています。いくら流暢な英語を話せたとしても、話の内容が相手の関心を引かなければ「英語を使う」意味はありません。言葉は、「中身が伴わなければ意味がない」ものであり、それを表現する「道具」でしかないからです。

ビジネスで無茶苦茶な英語訛りのあるクライアントでも、話の中身に興味があれば聞くでしょう?
美人やイケメンが話す英語が訛っていても「喜んで」話を聞くものでしょう?(笑)

「英語」は使う人自身の能力ではなく、使う人の能力を表現する道具でしかないのです。
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theme : 海外留学
genre : 学校・教育

comment

Secret

アメリカ一番?

私も仕事上、そういった意見はよく耳にします。「オーストラリアやニュージーランドは英語が訛っているから行きたくない」といった話を聞くとやはり「?」と感じてしまいます。(自分が暮らした国ですから、かなりひいき目に見ているということもありますが・・・)
たいてい、申し訳ないのですが、そういう人はとても損をするのではないかと思います。留学をしても、アメリカ人に囲まれて、アメリカ人の友達を作ってスラングを使ってペラペラ英語を操る自分を想像していくと、そのとおりにならないとものすごくストレスになり、自分の留学生活がうまくいかないことを環境のせいにしてしまうんですよね。
私は影響されやすいので(笑)すぐに訛りが移るんです。留学中は中国系の友達がほとんどだったので、シングリッシュにもかなり影響されました。。。
大阪に住んでいたときは関西弁にもなりました。。。

アメリカが一番?

Chiharuさん

お久しぶりですね。
同じ仕事していたら、どうしても耳にする話ですよね?
Chiharuさんの言う通り、偏狭な視野だけで留学をすると「損する」結果になる可能性はあると思います。
訛りに偏見のある人って、アメリカ人の友達しか作らないとか…交友の幅を狭くしている人が多いように思えます。
アメリカに憧れる気持ちはわかりますし、アメリカが好きな人にとっては、アメリカが一番だと思うのは当然だと思いますが、アメリカ英語を学んだからと言って「自分が世界で通用する人間になった」と勘違いだけはさせないようにしないと…。そこを理解させてあげるのも、私たちの仕事の一つでもあったりするんですよね。

本当にそうですね。
留学について楽しみを教えてあげるということと同時に現実を理解をさせるということは私たちの仕事のひとつでもあります。
でも、こちらが出発前にどんなにがんばって説明したり、お話をしても実際に本人が行って挫折をして、つらい思いをして、やっと本当の意味で理解するということがほとんどです。
もちろん、留学とは、自分で苦労して、自分の価値観を変えていくことが醍醐味ですけどね。

私から見たらアメリカ英語の方がどうかんがえても「訛ってる」と思いますけどねぇ。
トマトのこと、トメィト~っていうし、ウォーターのことウォ~ラ~っていうし。
オーストラリアやイギリス英語の方が、アメリカ英語よりもよっぽど綺麗な発音なのでは?(笑)

とはいう私も、ン10年前には「オーストラリアに行くなんてバカだ」なんて言われたことがありましたね。日本でアメリカ英語を習っている人でアメリカが何においても世界で優れていると思っている人は多いのかもしれませんね。

「アメリカ英語じゃないと世界で通用しない」なんていっている人は、大西さんがいうように、各国の英語の違いのわからない、きっとあまり英語がうまくない人ですね。

英語はただのツール

自宅で英会話講師をしています。v-273
今まで、オーストラリアやNZ、USA、いろいろな国に行ったり、いろんな人に出会ったり、自分が英語を勉強して感じたことは、「英語はコミュニケーションをするためのツール。一番大事なのは自分自身、何kを伝えたいかっていうこと」。今までは日本でアメリカ英語が英語といわれてきているし、今でもそういう傾向がありますが、これからアジア諸国んど、さまざまな国とかかわっていくことでどんどんいろんな鉛のある英語と触れ合っていくと思います。
私自身も、生徒さんの英語力のUPの手助けをしていますが、そのほかの大切なこともお伝えしていきたいと思っています。v-22

オーストラリアで英語を学んで、英語を使った仕事の第一線にいる方々からのコメントは、一様にして同じですね?
やはり、きちんと学ばれた方達だからこそ言えるコメントだったと思います。

Chiharuさん
『留学とは、自分で苦労して、自分の価値観を変えていくことが醍醐味』 
まったくその通りですね。海外に出るまで気づかない価値観がたくさんあります。留学って学校勉強するだけでなく、いろんな体験をして身につける事も数多いですから、そこで「何か」を学んで欲しいって思います。

るぱんさん
世界を飛び回っているだけ、いろいろな国の訛りに遭遇しているでしょ?
そんな中で頑張っているんですから凄いです。
仕事柄、田舎のオッちゃんや「トメィト~」には随分と悩まされていたんじゃないですか??

すずらんさん
ただ単に英語を教えるだけではなくて、英語の先に見えるものまで教えてあげられる英語の先生って大事ですよね?
英語の可能性って言うか、英語を身につける事で「こんな良い事あるだよ」って。
訛りを心配する人って、英語の先に「見えるもの」よりも、ネガティブ所からしか見えないのが残念だと思います。
お身体、大事にして下さいね。
プロフィール

KALEIDO留学サービス

Author:KALEIDO留学サービス
大西 輝彦(KALEIDO留学サービス代表)
(1972年8月31日 大阪生まれ A型)
◆NPO留学協会 関西事務局 代表
◆オーストラリア政府教育情報センター・EATC認定留学カウンセラー
◆RCA海外留学アドバイザー

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