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ゲートウェイ21倒産事件で思う事

留学業界に身を置く者の一人として、様々な事を考えさせる事件でした。
この数日間、「将来(留学業界)への不安」「被害に遭われた方々への想い」「自分に何ができるのか?」いろいろと考えながらも答えが見つからない堂々巡り。不完全燃焼な毎日です。

まず、「留学エージェント」離れが懸念される事。
ネットを見ていると、「自分でやらないから被害に遭ったんだ」と言った心無い書き込みや「エージェントを利用するのが怖い」と言った感想、中には「次はどこのエージェントも危ないらしい」と言った(業界内部に熟知したような人から)詳細情報「怪文書」までも出回る始末。
世の中、「留学エージェントを使わない」方向へ流れていこうかと言う感じです。

数千人規模の被害者、そして13億円近くの負債額を背負った留学業界大手と称されていた会社の倒産です。社会的な影響は計り知れず、今後留学を目指す人々にとって「留学エージェント」を利用する事が「どれだけリスクがあるのか?」と言う事を知らしめた事件だと思います。
将来、第二第三の「ゲートウェイ21」が現れるかも・・・と言った不安も感じられているでしょう。

しかし、「留学エージェント」が倒産すると言う話は、今回だけに限った訳ではありません。
過去にも幾多の「留学エージェント」が資金繰りの悪化から人知れずに倒産し、それなりの問題を利用者に与えていました。オーストラリア現地では日系に限らず韓国やその他アジア系の留学エージェントが「夜逃げ」同然に姿をくらましてしまったと言う事件を目の当たりにした事もあります。残されたのは、無残に散らかりもぬけの殻となった事務所と呆然としている債権者(学生)の姿。「ゲートウェイ21」のニュースで映し出された映像に酷似しています。

ただ、それらを見て来た私の経験上「はっきり」と言える共通項があります。
それは、「授業料など留学費用をエージェントに納入する」ビジネススタイルを取っている所だと言う事。資金繰りの息詰まったエージェントが学生の留学費用に手をつけて自転車操業を繰り返していた訳です。

そもそも、「なぜ授業料をエージェントに納入する必要があるのか?」
それには大きく分けて2つの理由があります。

まず一つ目の理由として、収益確保が事前に行える事です。
留学エージェントの収益のほとんどが、手配を行った学生の授業料からの手数料(コミッション)で成り立っています。各学校がHPや案内書に掲載されている授業料はGrossでの価格であり、エージェントから学校へ学生の授業料を支払う際には手数料を差し引いた金額(Net価格)で学校へ納入する事ができます。
エージェントにとっては一日も早く収益を確保したい。と言う思惑もあり、授業料をエージェントへ支払って貰うように学生へ案内をする訳です。

エージェントの中には、学校へ支払うべき費用を全額学校へ直接学生から支払って頂く方式を取っている所もあります。そのようなエージェントは、学生が入学した後で学校から手数料を支払って貰う形式を採用しています。

もう一つの理由としては、取引額(売上)を大きく見せたい意図と金利や為替差益と言った目に見えない利益を上げる為です。

まず、授業料を含めた取引を行う事で売上高も上がり、社会的信用も高くなる点も考えられます。
また、学校への送金を行うまでの間の預金金利もエージェントの利益にもなります。
そして本来留学先の通貨で授業料等を支払うものですが、日本でエージェントを利用する場合の支払い通貨としては円建てで払うのが通常だと思います。しかし、その円建ての価格も決して「当日の為替相場」を基準としている訳ではなく、エージェントが設定した独自の為替価格が基準にされている場合が多いものです。通常の為替相場に数円?10円程上乗せされて提示されていたりします。
もちろん、日に日に変動する為替相場に対応するためにエージェント側が被るリスク回避でもありますが、為替差益で得た収益はエージェントの収益になります。

ただ、これらの行為が「悪い事か?」と言うとそうではなく、企業として収益を早く上げる事は一つの責務である訳ですし、実際に学生が留学手配と必要な代行サービスの対価でもあります。

「ゲートウェイ21」の罪は、学生から預かった「留学費用」に手をつけてしまった企業モラルの問題です。本来なら手をつけてはいけない筈の「学生の留学費用」を自社の経営の為に使ってしまい、「自分のお金」と勘違いしてしまっていたのでしょう。そして、資金繰りが悪化してしまったために全てのシワ寄せが「学生」に向けられてしまった・・・。いずれにしても許せない話です。

いま、お使いの留学エージェントが心配な方。
エージェントの倒産によっての被害を最小限に食い止めるには、授業料などの留学費用がきちんと学校に支払われているかどうかを確認する事が一番です。
エージェントの倒産によって被害を受ける大きな要因は授業料の未払いによるものです。
それは今回のニュースで一番良くお分かりになったかと思います。

そこで、今利用している留学エージェントも大丈夫か?と夜も眠れぬ程心配な方は、エージェントに留学費用をお支払いになられる前に「留学費用(授業料やホームステイ代)を学校に直接送る事ができるかどうか?」の確認を行うのはいかがでしょう?
また、既にエージェントを通じて授業料をお支払いになっている方は、お支払いになられた学校からのレシート(入金確認)を発行して貰うようにエージェントに確認してみるのも一つの方法です。

それらの対応如何で「留学エージェント」を判断するのも一つかと思います。
「エージェントが不安」と言う事で利用をあきらめないで、キチンとした対応をしてくれるエージェントをご利用頂きたいと思います。ちゃんとしたエージェントならば、納得のいくお対応をしてくれるものです。

因みにKALEIDO留学サービスでは、授業料のお支払いは学生が直接学校にお支払い頂く方式を利用しています。なので、例え倒産しても学生の授業料は保証されますのでご安心ください。
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genre : 学校・教育

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プロフィール

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Author:KALEIDO留学サービス
大西 輝彦(KALEIDO留学サービス代表)
(1972年8月31日 大阪生まれ A型)
◆NPO留学協会 関西事務局 副代表
◆オーストラリア政府教育情報センター・EATC認定留学カウンセラー
◆RCA海外留学アドバイザー

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