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「国費留学生制度」税金の使い方、おかしくないですか?

日本文部科学省、「中国人留学生に期待し歓迎する」

中国であっても何処の国の人であっても、日本に留学をして貰い日本への理解を深めて頂く事は結構な事だと思う。でも、日本政府が進めている方針には疑問を感じざるを得ない。

現在文科省が進めている留学生誘致政策は、税金を使って海外から日本に留学しに「来て頂いている」と言う姿勢に感じられるんですよね。
一体どれ位の税金が留学生誘致に利用されているのか?と言うと、こちらを見て頂けますか?
国費外国人留学生募集詳細
毎年約5000名近い留学生を受け入れ授業料は免除。そして月額最高17万円もの奨学金を支給している。それらが全部税金から支払われてる訳です。

オーストラリア留学の場合、留学生は原則として「学費全額負担」です。留学生が正規授業料を支払い、オーストラリア人には高等教育費用無利子ローン(旧HECS、今ではCommonwealth supported placeと名称が変わったそうです)制度を利用して大学やTAFEで負担が少なく就学する機会を提供しています。
この無利子ローンは、卒業後に就職した後での収入によって支払い金額が変わり、低所得者には支払い負担が少なくなるように調整されるのも特徴です。ローンの徴収も毎年の確定申告時の納税に合わせて行われる為に徴収率も高い点でも評価されています。
所得の低い家庭であっても、経済的な負担を強いること無く学びの機会を提供している訳です。
また、TAFEと呼ばれる州立職業訓練校ではオーストラリア人に向けて州教育予算からの補助金が出されており、比較的安い授業料で就学できるように制度が整えられています。
現地で生活していると「オーストラリア人だけ安く勉強できていいなぁ?」と言った声が留学生から聞かされますが、自国民の教育の為に政府がお金を使うのは当然の事なんだと思います。
実際TAFEの授業料は、留学生が支払う授業料(全額負担)がAU$10000年間だとすれば、その1/3?5程度で学べます。

話がそれてしまいましたが、オーストラリアへの留学生数は日本の文科省が目指している30万人を楽にクリアしており2007年では427万人、2008年の途中経過(4月)でも127万人を超えています。(AEI調査)これらの学生の殆どが「私費留学=全額負担」です。この差とはいったい何でしょう??

留学先として魅力のある所(学校)であれば、お金を出してでも留学をする。と言う単純な発想から考えても、日本留学は圧倒的にオーストラリア留学に数百歩も後れを取っているのは事実。政府の留学生に多額のお金を渡してまで「来て頂いている」現状は、留学を本来の目的として来る以外の弊害もありそうです。国費外国人留学生制度は、少子化の憂いに直面している日本の大学の延命費用として使われているだけではないのか?と言った疑問までも感じたりします。

日本の教育機関(大学)は日本の税金で来て貰う留学生をあてにするのではなく、全額負担でも留学する学生を獲得できる「競争力」を身につける必要があるでしょう。競争力が無い大学は淘汰されて当然なのだと思います。「留学生が全額負担してまで学びたい大学になる」と言った視点で留学生誘致の費用を使うのに専念するべきだと思います。
今の制度は、「お金あげるから留学しに来て下さい」って言っているような感じです。

オーストラリア大学留学だけでの留学生数は、2007年で約186万人、08年4月で約54万人・・・。(AEI調査)
たった39校しかないオーストラリアの大学に日本の数百の大学が完敗している訳です。

税金の使い方、もうちょと考えた方がいいんじゃないでしょうか?
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theme : 海外留学
genre : 学校・教育

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プロフィール

KALEIDO留学サービス

Author:KALEIDO留学サービス
大西 輝彦(KALEIDO留学サービス代表)
(1972年8月31日 大阪生まれ A型)
◆NPO留学協会 関西事務局 副代表
◆オーストラリア政府教育情報センター・EATC認定留学カウンセラー
◆RCA海外留学アドバイザー

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